「SDGsマスターへの道 VOL.13 ~ゴール12つくる責任 つかう責任 編~」
いつも、ダイサンニュースをご覧いただき、
心より感謝を申し上げます。
本日も、人材サービス部の川東が担当させていただきます。
こちらの「SDGsマスターへの道」は、
SDGs(持続的な開発目標)を社内に広めるべく、
まずは自分自身が第一人者を目指していく企画です!
SDGsでは、17の目標を掲げていますが、今回はSDGsのゴール12、
「つくる責任 つかう責任」について、皆さんと情報共有できればと思っております。
私たち先進国では、衣料、食料、エネルギーなど、
地球の様々な地球の資源において、使いすぎてしまっています。
モノを消費するということはそれを作り出す資源を消費しなくてはいけません。
このままいくと資源はいつか枯渇してしまう可能性が高まります。
まずは食品のロスについて見ていきましょう。
食品ロスの発生原因は大きく分けて、事業系廃棄物、家庭系廃棄物の2つに分けられ、
事業系廃棄物は357万トン、家庭系廃棄物は289万トン。
合計646万トンが日本国内で1年間に捨てられています。
これは、世界中が飢えに苦しむ国や地域に援助している食べ物の2倍の量です。
飢餓に苦しむ人たちがいる一方で、その人たちが必要とする以上の食べ物が、
日本では捨てられています。
そして、モノに関しては技術が発達し、便利な時代になり過ぎ、
頻繁な買い替え、使い捨て商品の増加も多くなっています。
生活雑貨など安価で入手可能になり、
モノを大切にしなくなったなどが原因として挙げられます。
日本のごみ最終処分場の残余年数は20年ほどしかなく待ったなしの状態です。
特にプラスチックごみについては、
世界で2番目にプラスチックごみを出している日本。
先進国である日本でも、リサイクル率は20%台で、
リサイクルの量をはるかに超えた生産量が問題でゴミ問題が山積です。
日本は約89万トンものプラスチックごみを海外へ輸出しており、
アメリカについで2番目に多い数字となっています。
そのゴミの受け入れ先は東南アジアで、ゴミの量に耐え切れず、
屋外で燃やされ発生した汚染物質によって、
国民が呼吸器系の病気が発症しています。
写真(国際環境NGOグリーンピースより)
ゴミ袋の有料化はプラスチックごみ廃止としての第一歩ですが、
それでも廃棄プラスチックの2%のみに留まっています。
プラスチックごみについては、ダイサンでも重く受け止めており、
少しでも減らそうと活動をしています。
(ダイサン取組関連記事)
「サステナブログVOL.12 ~ ペットボトル削減マイボトル運動 編~」
「サステナブログVOL.10~誰もがワクチン・予防接種を! 編~」
SDGsを意識して、普段の生活で具体的な行動をしている人は、
まだ20~25%くらいだと言われています。
もっと多くの人に自分にできることを具体的に
行動することがもとめられています。
そして、私たちは「消費者」として、商品を購入するときに
どの商品を選ぶか!?・・という責任があります。
環境・人権など配慮された製品を積極的に選び、
それをつくった企業を応援することも、
「つかう責任」を果たすことにつながります。
今年のイギリスで開催されたCOP26では、日本は連続で
不名誉な「化石賞」を受賞すほど世界に遅れをとっています。
もはや国に頼るのではなく、世界中の1企業として、
そして世界中の1個人として考え、行動が大切と感じています。
~ みんなでがんばろう 3R ~
Reduce:ムダなごみを減らす
食べ残しをせず、モノを大切にし、本当に必要な食品やモノだけ買いましょう。
不必要な包装は断ったり、マイバッグを持参しましょう。
Reuse:一度使ったものでも繰返し使う
使わなくなったモノは捨てずに譲り合いましょう。(アプリやショップの活用)
詰替え商品を選びましょう。
Recycle:使い終わったものをもう一度資源に生まれ変わらせる
ごみは正しく分別し捨てましょう。
大人だけではなく、お子様がいるご家庭では是非一緒に頑張りたいですね。
以上、こちらのブログを最後まで
お読みいただきありがとうございました。
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