「サステナブログ VOL.3 ~食品ロス編~」
いつも、ダイサンニュースをご覧いただき、
心より感謝を申し上げます。
コミュニケーションデザイン部の林です。
こちらの“サステナブログ”では、
持続可能な社会を目指していく為に、
日本や世界各地で問題となっている
地球環境に関して、
毎回気になったテーマについて
綴らせていただきたいと思っております。
第3回は、「食品ロス」について。
持続可能な開発目標(SDGs)のゴール12は、
その目標の中で、食料の廃棄や食品ロスの減少も
掲げています。
食品ロスとは、本来は食べられたはずの食品が
捨てられてしまうことです。
例えば、商品の売れ残りや期限切れ、製造時の規格外品、
飲食店や家庭での食べ残し・食材の余りなどが該当します。
日本国内で発生している食品ロスは、
年間643万トンですが、
その内45%は家庭から捨てられています。
また食料自給率(※カロリーベース)は、
37%で先進国内で最低の水準。
つまりこれらを当てはめた場合、
食料全体の6割を
海外から輸入しているにもかかわらず、
大量の食品ロスを生んでいることになります。
家畜や農作物を育てるのもその生産過程で
様々な資源を使って生産していますし、
自然環境にも悪影響を及ぼします。
またロスした食品にも当然廃棄費用がかかり、
年間8000億円の税金が投入されています。
食品ロスが減らない限り、こういった資源の無駄遣い、
膨大なコストがかかってしまうのが現状です。
家庭でできることは、まずは食品を
「買いすぎない」
「作りすぎない」
「食べきる」ことでしょう。
食品ロスを減らすといっても、
すぐにできるものではなく、課題は多いです。
しかし個人でも出来る事があるので、
地道に取り組んでいきたいと思います。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、VOL4にもご期待ください。