【健康経営実践VOL.69 社員の未来を守る「健康診断後」の行動力】
いつもダイサンニュースをご覧いただき、ありがとうございます。
まもなく2025年も終わりますね!
今年は、初の女性総理の誕生や、大阪・関西万博の開催、日経平均の記録的な株価の更新など、歴史的なニュースが多い1年になったと感じています。
世界が大きく動き、新しい時代を実感する出来事が相次ぎました。

このような変化の激しい時代だからこそ、私たち一人ひとりの「土台」が何よりも重要になります。
それは、まさに「健康」です。
世界が「人生100年時代」を迎え、長く、充実した人生を歩むためには、ただ長生きするだけでなく、「健康寿命を延ばし」、活き活きと生きていくことが何よりも大切です。
そして、その健康な未来を確かなものにするための、最も基本的かつ重要な行動が、「ご自身の健康状態を正確に把握すること」です。
■「健康診断」の本当の価値

多くの企業で、社員の健康診断は毎年実施されるルーティン業務の一つです。
健康診断は単なる義務ではなく、社員一人ひとりの健康リスクを予知し、予防する最も重要な「投資」だと考えています。
社員の皆さまが、長く、活き活きと活躍し、働いていただくために、健康診断は欠かせません。
■見過ごせない現状:再検査の高い割合
健康診断の結果には、生活習慣の傾向や、将来のリスクを示す重要なサインが隠されています。
特に重要視すべきは、精密検査や再検査が必要と判定された後の「再受診率」です。
忙しくて、または自覚症状がないなどの理由から、「まー、大丈夫だろう」と再受診を先延ばしにしてしまう方も少なくありません。
しかし、この「先延ばし」こそが、命取りになるケースがあるのは紛れもない事実です。
健康診断で指摘される異常の多くは、自覚症状が出る前の「早期段階」。
この段階で専門の医療機関を受診し、適切な治療や生活改善を始めることこそが、将来的な重症化を防ぎ、自分自身の生活と健康寿命を延ばす鍵となります。

■健康診断後の「行動」こそが未来の生産性を守る
ダイサンの健康経営の成功は、診断結果が出た後の社員の皆様の「行動力」にかかっています。
1 個人のメリット:予防医療への投資
再受診は、ご自身の体に対する「予防医療への投資」。
早期発見・早期治療によって病気の進行を食い止められれば、長期間の休職や高額な医療費を防ぐことができます。
これは自身とそのご家族の安心に直結する、最も価値のある行動です。

2 組織のメリット:持続的な成長の基盤
社員の皆さまが健康であることは、企業にとって最も強固な基盤です。
社員一人ひとりの健康が確保されることで、予期せぬ欠勤や離職を防ぎ、労働力の安定に繋がります。
健康不安なく業務に集中できる環境は、モチベーションとパフォーマンスを最大限に引き出し、生産性の維持向上に繋がります。
ダイサンでは、社員の皆さまが再受診しやすいよう、産業保健師による個別面談や受診勧奨通知の徹底をし、「再受診率100%」を目指しています。
■健康経営は「機会」の提供

ダイサンが企業として提供できるのは、健康診断という「健康の機会」です。
その機会を最大限に活かしていただくためにも、ご自身の「決断と行動」が必要です。
ダイサンは、社員一人ひとりが自らの健康を守る意識を持ち、再受診を徹底していきます!
そうすることで、会社と人が共に成長し続け、地球と人の持続的な発展に貢献していきます。
一人ひとりがご自身の健康に真摯に向き合い、行動していきましょう!