「SDGsマスターへの道 VOL.9 ~ゴール8働きがいも経済成長も 編~」
いつも、ダイサンニュースをご覧いただき、
心より感謝を申し上げます。人材サービス部の川東です。
こちらの「SDGsマスターへの道」は、
SDGs(持続的な開発目標)を社内に広めるべく、
まずは自分自身が第一人者を目指していく企画です!
SDGsでは、17の目標を掲げていますが、
今回はSDGsのゴール8「働きがいも経済成長も」について、
皆さんと情報共有できればと思っております。
世界に目を向けると仕事に就いているにもかかわらず貧困
(1日3.2ドル、約400円未満での生活)から抜け出せないで
働く貧困層の方々が、多くおられます。
その人口は約7億人とも言われ、
ワーキングプアと呼ばれています。
また、仕事がない失業者は世界で約2億人で、年々増え続けています。
働きがいがあり、十分な収入を得ることができて
あらゆる権利が守られる、そんな人間らしい仕事の
ことをディーセント・ワークと言いますが、現在はかけ離れています。
様々な問題がありますが、一つは貿易価格の取引に問題があり、
現在は国際的な基準を設け「国際フェアトレード基準」が
設けられ、フェアトレード商品として世に出始めています。
国際フェアトレードに関してはこちらを参照ください
さて、日本での課題はどうでしょうか・・?
日本で働きがいを感じて仕事をするためには、
解決しなければいけない課題がたくさんあります。
ワークライフバランスの実現や性別による格差、
労働環境の改善など様々です。
時間外労働の多さや、有給休暇が取得しづらいなど、
働き過ぎの状況から仕事と生活の両立ができておらず、
過労死の問題は国連からも指摘を受けています。
日本の男性1日あたりの平均労働時間は世界1位です。
日本は、サービス残業が多いことも指摘されており、
働き方改革によりワーク・ライフ・バランスを達成する
ことが大きな課題です。
他にも性別による格差、労働環境の改善、様々なハラスメント
による問題、労働人口の減少などなど・・盛りだくさんです。
日本は全体的な労働人口の減少を女性や高齢者の社会進出、
外国人労働者によって、補っている状態と言えます。
~ 今、私たちができること! ~
上手に働くフェアトレード商品
(公平・公正な取引と認定された商品)を購入する。
買い物に行かれた際はこのマークが付いた商品を選びましょう。
フェアトレード商品はこちらを参考に・・
働き方については、無駄な会議や仕事を減らすなど、
効率をあげれるように不要な業務の洗い出しをしたり
簡素化をするなど、ワークライフバランスを
もう一度見直してみましょう。
育児や介護が必要な場合は、リモートワーク、
フレックスタイム制や短時間勤務ができないか、
会社に相談してみるのもいいでしょう。
戦後、日本の経済が目まぐるしく発展し、
今の日本があるのは事実だと思います。
しかし、日々の余裕が生まれず家族の関係が悪くなって、
子育てや介護にイライラをぶつけてしまう////
そんな親の姿を見て育った現在の若い人たちは、
結婚から遠ざかり少子高齢化の日本をつくりあげて
いるような気がしてなりません。
地球環境も世界で働く人の環境も、そして私たちや
家族が働く環境を考え直す時がきているように感じます。
どちらもオーバーシュートデイがこないうちに
始動してみましょう!
以上、こちらのブログを最後まで
お読みいただきありがとうございました。