「人材サービスって何なの?VOL.15~派遣退職トラブルあるある!~」
いつも、ダイサンニュースをご覧いただき、
心より感謝を申し上げます。
本日も人材サービス部の川東が担当させていただきます。
どうぞお付き合いのほど、宜しくお願い致します。
さて今回は、労働者派遣における「派遣退職トラブルあるある!」
というテーマでお送りいたします。
まずはどのような派遣の退職トラブルがあるかを知ることで
回避することができますので、参考にしてみてください。
① 貸与品の未返却
お仕事で必要な作業服や更衣室のロッカーのカギなど、
派遣先からお借りしていることがあります。
こうした貸与品を返却せず、連絡なしで退職しようとすると
派遣元から電話連絡がかかってきたり、ご自宅に突然来られたりすることも・・。
どうしても連絡がつかない場合は、安否確認として
警察と同行して、ご自宅へ向かうことも珍しくありません。
こちらの内容はモラルの話になってきますので、
退職時は十分に気をつけたいところです。
② 派遣契約期間満了
3年間の抵触日が迫るにあたり、
派遣会社の担当から派遣先と直接雇用の話があったり、
無期雇用の話、或いは他の派遣就業先を案内されることがあります。
それでも、一旦退職して自分で仕事を探したいという場合に
トラブルがよく発生します。
それは、退職してからハローワークで
失業保険の給付を受けるときです。
3年間の派遣抵触日を迎え、契約期間満了という形で退職になりますが、
上記のような派遣会社からの案内を断って退職してしまうと
ハローワークでは自己都合という扱いになってしまいます。
従って、失業保険の給付を受けられる期間も
大幅に少なくなってしまうので注意が必要です。
ハローワークから「自己都合退職」という扱いをされ、
派遣元に「会社都合退職」にしてほしい・・という連絡がよくあります。
しかし、事実を曲げる訳にはいかず、
現在では、退職後を見据えた話もダイサンではおこなうようにしています。
何らかの事情で退職をしてしまうことも仕方ありませんが、
企業間で働く派遣という就業スタイルは、
働く側にも一定のモラルや知識が必要になってきます。
以上、こちらのブログを最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回、更新時にお読みいただくことを
心よりお待ちしております。
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