~守口工場ブログ~
アンニョハセヨ?はじめまして!
材料管理の責任者をさせていただいています梅様です。
材料管理って・・・何?と思われますので、
お仕事内容を少し説明させていただきます。
乾電池製造に必要な材料の受入と出庫を主な業務になります。
もちろん、決算業務、在庫の管理、入出庫伝票の発行など
多岐にわたる作業をこなしています。
私たちの商売道具はフォークリフト、安全第一で日々
作業をしていますが、やはり気になるのが事故や怪我ですよね。
私も入社したての若い時は、安全第一にちんたらやっていたら
仕事が終わらないじゃないかなと考えていましたが、災害が
起こった時での企業の損失が大きいことは今は学習済みです。
個人のスキルにまかせて作業させていて、たまたま災害が発生しなかった。
この作業はフォークリフト修了証があれば、誰でもできるんだと
勘違いして大きな事故や怪我になってしまった。
そういったことを防止する為に、「安全作業手順書」があります。
手順書を作成するなかで、現在の作業方法が数多く間違っている
ことに気づき、正しい作業方法に修正することができます。
私たち材料管理で今取り組んでいるのは、安全作業手順書の改訂です。
作業環境が変わる中、せっかく作った手順書が古くなり現在の
作業方法に即さないただの紙切れになってしまうからです。
基本、手順に則って誰でもできる作業を目標にがんばっています。
あと、材料管理で取り組んでいる毎月の個人目標ですが、
梅様としましては、「腹を横にする」が目標です。
人の話をじっくり聞き腹をたてないということが大切なことを
この年になって気づきました。
間違ったことを怒るということは、激怒するのではなくて
人を諭すということでしょうね。
いい例に、イソップ童話の「太陽と風」があります。
あるとき、さむい北風と、あたたかな太陽とが、たがいに力じまんを
はじめましたが、どちらも、自分の方がえらいと云いはって、
いつまでたっても、はてしがありません。
すると、太陽が、ふと、下の野原を通っている旅人を見つけて、
「それじゃ北風さん、ひとつ、あの旅人の着ている外套を、
どっちが早く脱がすか、ためして見ようではありませんか。
まず、君からやって見たまえ。」と、云いました。
そこで北風は、
「そんなことは何のぞうさもない」
と、云って、旅人めがけて、ありったけの力で、ひゅうひゅう吹きまくりました。
ところが、旅人は、外套を脱ぐどころか、吹けば吹くほど外套のえりを立て、
しっかりと両手でおさえてしまいました。太陽はそれを見ると、
「さあ僕の番だ。よく見ていたまえよ。」
と、云いながら、雲の間から顔を出して、あたたかい光を、一面に、そそぎかけました。
すると、旅人は、急に暖かくなったので、ほっとしたように、外套を脱ぎました。
北風は、
「負けた、負けた。」
と、云いながら、遠くへ、逃げて行ってしまいました。
人って力任せに自分の思う通りにしてやろうと思っても言うこと聞かないものです。