第22回 ＧＥＫＩ の ＷＨＯ’Ｓ ＷＨＯ
皆さん、こんにちは、ＧＥＫＩです。
唐突ですが、皆さんタイムマシーンがあり、どの時代でも行けるとしたら
歴史上の、偉人達、あなたなら誰に会いたいですか？
わたしは、ナザレのイエスです。
そこで、今回はイエス・キリストを材題にした04年（パッション）をご紹介しましょう。
監督は、俳優でもある（メル・ギブソン）12年の構想と30億円という私財を投じての
渾身の衝撃作です。
（パッション）とは、英訳で普通は情熱ですが、ここでは、キリストの「受難」と訳されます。
キリストの最期、イバラの冠をかぶされ、十字架の横木を背負い、ゴルゴダの丘で、
両手両足を釘打ちされた十字架刑の真実を、ここまで忠実に映画化したものはないでしょう。
想像を絶する痛み、苦しみの後の奇跡の復活、その壮絶さゆえ全米では、Ｒ指定となり、
試写会で、心臓発作の死亡者までだし、公開前から世界中のメディアが連日報道。
脚本は、全てラテン語、アラム語で書かれ、衣装、食習慣から、俳優の瞳の色顔つきまで
変える程徹底してリアリティにこだわった。
キリストの人生、死、復活の意味を、圧倒的な映像の力で語りかけてくるにちがいないでしょう。
楔の付いたムチで、イエスの背中の肉をそぎ取って来るシーンなど、思わず目を背けたくなり
ますがどうか、目を背けないで下さい。すべては、その受難の後にはじまるものが・・・・・
私は、キリスト教徒ではありません。クリスマスイブには、ケーキは食べますが・・・・・
宗教的な物には、いっさい興味はありません。ナザレのイエスという人物に興味があるのです。
映像描写的に、賛否両論ありますがイエス・キリストに興味のある方にはおすすめです。
では、今回はこの辺で、ＧＥＫＩでした。
