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2011.06.13 スタッフブログ

第17回 GEKIの WHO’S WHO

今回は、(ジョーン・フォンテーン)1917~をご紹介しましょう。

1940年代、ハリウッド全盛期を代表する美人女優の一人です。

日本で生まれた米国籍女優で、実姉は、(オリビィア・デ・ハヴィハンド)です。

父親が、東京帝国大学で教授をしていた為、東京・虎ノ門で生まれ

14歳の時、父が元メイドの日本女性と再婚したため、

父を訪ねて再び日本に戻り3年間、聖心女子学院に通った。

1935年、RKOと契約し『風と共に去りぬ』の有名なスカーレット選びに参加、

「スカーレットが無理ならメラニーでも」と売り込みを図るも、姉オリヴィアに

奪われ自殺まで考えた。

『レべッカ』の映画化を知り、セルズニックに売り込み、同作のヒロインに抜擢。

清楚な美貌でメロドラマのヒロインを得意とした。

3歳の時の知能検査ではIQ160であった。

アカデミー賞の歴史で、姉妹で主演女優賞を受賞しているのは、オリヴィアとジョーンだけである。

姉のオリヴィアとの仲の悪さ、確執は有名で、姉が出席する会合には決して参加せず、

たまたま出会っても決して口を聞こうとはしなかったそうです。

40年『レべッカ』・50年『旅愁』もよいのですが、

48年『皇帝円舞曲』・54年『豪快カサノヴァ』のジョーンの美しさをご覧下さい。

作品的にどうのこうのより、ジョーン・フォンテーンを見れるだけでよい、

ハリウッツドに煌めく銀幕のスター達の美の女神達、(グレース・ケリー)、

(イングリット・バーグマン)、(オードリー・ヘップバーン)、(ラナ・ターナー)

(エレノア・パーカー)挙げだしたらきりがありません。

何十年前、歌手の(シンディ・ローパー)が、昔のハリウッド女優のものまねで、

ハリウッド・スマイルと言って歯を見せて笑う仕草が、全盛の頃、歯の矯正あり、整形あり、

なでもあり、の造り上げられた美しさかもしてませんが、

美しい者だけが生きてゆける時代の、彼女達は、犠牲者かもしれません。

何がどうあれ、美しい事にまちがいはありません。

では、今回はこの辺で GEKIでした。

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