サステナブログVOL.57~大阪・関西万博とサステナブルな未来~ 








大阪・関西万博のサステナブルな取り組みから、未来を創ろう!
いつもダイサンブログをご覧いただき、心より感謝申し上げます。
ついに、4月13日に大阪・関西万博が開幕しました!
写真:ことりっぷより
もう万博に行ったよという方もいらっしゃるかと思います!
そこで今回のブログは、万博とサステナブルについて取り上げてみました。
そもそも大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、世界中から様々な技術や知恵が集結し、未来社会のあり方を提示する舞台です。
これには、改めて「サステナビリティ」への強い意識が流れています。
大阪に住む私たちにとって、この万博は単なる国際的なイベントではありません。
未来の暮らしを垣間見るとともに、地球規模の課題解決に向けた取り組みを肌で感じ、私たち自身のライフスタイルや社会のあり方を改めて考える絶好の機会となるはずです!
万博のテーマに息づくサステナビリティ
「いのち輝く未来社会のデザイン」という壮大なテーマは、まさにサステナビリティと深く結びついています。
画像:「いのちの循環」大阪・関西万博公式サイトより
地球環境の保全、多様な人々の共生、健康で活力ある社会の実現。
これらの要素は、持続可能な開発目標(SDGs)とも共鳴し、万博全体を通して重要なキーワードとなっています。
公式キャラクターのミャクミャクも、まさにその想いをカタチにしたキャラクターです。
また目玉となっている「大屋根リング」も世界最大の木造建築物として、ギネス登録されましたが、環境負荷の低減に配慮した素材の活用や、再生可能エネルギーの導入などが積極的に行われています。
他にも、万博会場では、廃棄物の削減やリサイクルの推進、省エネルギー対策など、あらゆる面でサステナビリティが意識されています。
会場のあちこちに見るサステナブルな未来のヒント
万博会場では、たくさんの未来社会の姿が提示されていますが、その多くにサステナビリティの視点が組み込まれています。
再生可能エネルギーの活用: 太陽光発電や風力発電といったクリーンエネルギー等、未来のエネルギーシステムを活用したものがたくさん!
例えば!
未来型エネルギーであるペロブスカイト太陽電池を取り付けたスタッフのユニフォーム「スマートウェア」の導入。
出展社:豊田合成株式会社
大阪の市街地と夢洲・万博会場をつなぐ船、水素燃料電池船「まほろば」 の運行。
画像:日経新聞より
参照:まほろば公式予約サイト
などなど
資源循環型の社会: 廃棄物を資源として捉え、新たな製品を生み出すサーキュラーエコノミーの実現に向けた技術やアイデア。
国内パビリオン、パナソニックグループでは、主な柱や梁の約 98%に約 97.1t の家電から回収したリサイクル鉄を使用しているそうです!
また、主要なケーブルに使う約1.2t の銅に、使用済み家電のプリント基板からとれる銅を原料としたリサイクル銅線を採用しています!
画像:パナソニックグループニュースより
食料問題の解決: 持続可能な食料生産システムや、フードロス削減に向けた革新的な取り組み。
フードロスを削減するために実施されている「万博タベスケ」。
賞味期限の近い売れ残った商品やお土産などをお得に販売している情報を発信しており、売る人も買う人もフードロスに貢献できる仕組みです。
参照:万博タベスケ
このようなサステナブルな取り組みを通して、サステナブルな未来を実現するための具体的な技術やアイデアに触れることができます!
すぐにでも生活に取り入れられるヒントを得ることができるかもしれません!
万博を「自分ごと」として捉える
大阪・関西万博は、遠い世界の出来事ではありません。
この大阪で、未来の社会のあり方が提示され、地球規模の課題解決に向けた動きが加速していくのです。
万博会場に足を運ぶことはもちろん、関連するイベントや情報をチェックすることで、私たちはサステナビリティをより身近に感じ、自分自身が未来社会のデザインに参加していく意識を持つことができるはずです。
例えば、万博で紹介されている環境技術やサステナブルな製品を日常生活に取り入れてみる。
万博をきっかけに、地域の環境活動や社会貢献活動に参加してみる。
小さな一歩かもしれませんが、一人ひとりの意識と行動の変化が、より良い未来へと繋がっていくはずです!
この機会にサステナブルな取り組みをもっと身近にしていきましょう!
最後までダイサンブログを読んでいただきありがとうございました!