サステナブログVOL.52~食欲の秋こそ、サステナブルな食事を!~
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秋分の日が過ぎ、秋の気配が強まってきました。
まだ気温の高い日もありますが、猛暑の夏が終わり涼しく過ごしやすいこの季節、スポーツに芸術に行楽に、活動的に楽しみたい季節です。
今年の秋は特に短いと予報されてるので、限られた秋を楽しむ準備をはじめておいた方が◎。
そこで、外せないのはやはり「食欲の秋」!
秋は稲刈りや秋の収穫が盛んになるため、古来より豊穣の季節として祝われてきました。
旬の野菜や果物に加え、新米や新酒、新茶や新そばなど、新しいものを味わうことができ、食に関するイベントも各地で行われ楽しい季節です。
また、食材の栄養価も高くなる時期でもあるので、夏の暑さで疲れ切った身体を癒し、これからやってくる寒さに備えて、身体をしっかりと作り上げるためにも、秋は「食べること」が大切です。
考えよう!持続可能で健康的な食生活
日々の「食」は環境問題と、切っても切り離せない関係にあります。
食料の生産・加工・流通は、環境への温室効果ガスや窒素の重要な発生源です。
食品の種類によっては生産に伴う環境への負荷が大きなものがあります。
食品ロスは、投入されたそれらの全資源を無駄にしてしまいます。
今年は米不足で、混乱が生じたことも記憶に新しいですよね。
私たちが持続可能な食生活を送るために、1人1人ができるアクションは、何でしょうか。
「食欲の秋」にこそ実践できる2つの方法を紹介しましょう。
①地産地消の食材を食べる
1つめは、地産地消の食材をたべること。
地元で収穫される食材を食べることは、新鮮というだけではなく、輸送に伴うCO2排出削減にもつながります。食品の生産・消費サイクルが効率的になります。
地域内での直接取引が増えることは、地元の生産者が収益を上げ、それが地域経済を活性化させます。
また生産と消費の関わりや伝統的な食文化について、理解を深める絶好の機会となります。
②旬の食材を食べる
2つめは、旬の食材をたべること。
近年ではハウス栽培など季節に関係なく食べ物を手にする事が出来ますが、季節を無視して生産することもまた、エネルギーに負荷がかかっています。
旬の食材は生産に必要なエネルギーが少ないうえ栄養価も高く、自然の生態系とのバランスをとってくれるため、私達の心と身体に優しい食材でもあるのです。
旬の時期にその土地の旬のものを食べる事(地産地消・旬産旬消)は新鮮で美味しいだけでなく、環境と私達の身体にも優しい食べ方なのです。
また、日本の豊かな食文化を見直す機会にもなります。
秋は、日本各地で農作物が収穫され、美味しい食べ物がたくさん出回る季節です。
地元の産直市場、道の駅また、収穫祭などに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
「食」を見つめ直すことは、小さな効果の積み重ねとして、地域の環境や文化を見直し、そして地球環境問題や解決に繋がっていくのです。
以上、こちらのブログを最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回、更新時にお読みいただくことを心よりお待ちしております。