「サステナブログVOL.27~再生可能なエネルギーを~ 編」
いつも、ダイサンニュースをご覧いただき、
心より感謝を申し上げます。
本日も、人材サービス部の川東が担当させていただきます。
今回は、日本でも求められている再生可能なエネルギーについて
皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
2015年、国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)で合意された、
温暖化対策として定められた「パリ協定」。
世界共通の長期目標として次のように掲げられています。
【 パリ協定 】
「 世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて
2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする。
そのため、できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、
21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量の
バランスをとる。」
また、日本では中期目標として、2030年度の温室効果ガスの排出を
2013年度の水準から26%削減することが目標として定められました。
そして、日本では再生可能エネルギーの導入量を増やすことが
重点的な課題となってきました。
大量のゴミを焼却する際に発生する熱を活用して、
発電などに有効利用しているところもあります。
しかし、全国約1,900のゴミ焼却施設の内、
発電を行っているのは約130カ所程度。
大規模な全連続燃焼式焼却炉でゴミを焼却処理する事によって、
ダイオキシンの発生を抑制する事ができるようです。
いくつかの市町村が集まって、より広範囲な単位で、
大型で高性能の焼却炉を設置する計画が進んでいます。
そして、「木質バイオマス発電」も注目が高まっていて、
木質バイオマスを燃やし、タービンを回して発電する仕組みのことで、
製材端材や木質チップを使用します。
どちらかというと、カーボンニュートラルという考え方です。
弊社のグループ会社である「竹田製函株式会社」でも
製造工程の最後は、木材片が産業廃棄物として発生するので、
こうした用途に利用していただけるよう運搬をおこなっています。
各家庭でも二酸化炭素の排出がされていますので、
細かく個人でも行っていく必要があります。
できれば、省エネ家電への切り替えや太陽光パネルの設置などが
対応可能な方はしていきたいところです。
車はガソリン車が徐々になくなっていくと思いますので、
自動的に乗り換えの時がくるのでしょうね。
少しでも脱炭素社会実現のため、排出削減の取り組みを、
経済、社会、企業や個人でも進めていくことが重要と感じています。
以上、こちらのブログを最後まで
お読みいただきありがとうございました。
また次回、更新時にお読みいただくことを
心よりお待ちしております。