「サステナブログVOL.16 ~用紙の見直し~ 編」
いつも、ダイサンニュースをご覧いただき、
心より感謝を申し上げます。
本日も、人材サービス部の川東が担当させて頂きます。
こちらの“サステナブログ”では、持続可能な社会を
目指していく為に一つのテーマについて綴らせていただき
皆さんと共有させていただきたいと思っております。
今回は、私達が仕事で使っているコピー用紙について、
「サステナブログVOL.16 ~用紙の見直し~ 編」
と題してお送りさせていただきます。
以前は、水産品などにつけられた認証マークについて触れてみました。
→「サステナブログVOL.13 ~ 食卓から未来を変える ~ 編」
今回は、見たことがある方も多いかもしれませんが、
木を原料とした製品に関わる認証団体のラベルです。
デジタル化が進むにつれてコピー用紙の使用率も
一般的にもかなり少なくなっていると思います。
しかし、まだ完全になくなるわけではなく現実的には必要で、
今更ながら事務所内のコピー用紙について調べてみました。
大阪営業所で使用しているものはこちらでした。
「PEFC」というマークがありました!!!
PEFCとは
Programm for the Endorseement of Forest
Certification Shemes の略で、
各国・地域で作成された森林認証基準を相互承認する団体です。
違法伐採を抑制し、持続可能な森林を育てるための、
認証面積世界最大規模の森林認証制度とあります。
世界統一の規格や基準は設けておらず、
国別で決められた審査基準を加盟国家内で
相互に認証する仕組みだそうです。
しかし、〇スクルを見てみると「FSC」という
見慣れたマークもあります。
FSCとは、Forest Stewardship Council®の略で、
日本語では森林管理協議会のことを示します。
第三者機関により審査され、認定された製品にしか
つけることができないため、個人的にはPEFCよりも
厳しい認証という印象があります。
国際的な法律、働く人々の権利や安全の確保、
先住民族を尊重している、森の自然環境を守っているなど、
違法な伐採や、生産者・製造者に大きな負荷をかけて生産された製品には
FSC認証マークをつけることはできないようです。
FSCマークがついているアイテムは、
地球環境や人権に配慮して作られた製品だと言えますね。
ということで、FSCマークのコピー用紙は、
価格も今まで購入していたPEFCマークがついているものと同じなので、
より制限が高いFSCマークの製品を、今後使ってみようかと思っております。
他にも、古紙パルプを使用した再生紙につけられる「Rマーク」。
非木材紙につけらえる「TREE FREEマーク」などもあり、
環境保全の考え方もさまざまです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
会社の用途や方針によっても異なりますが、
まずは自社の使用しているものを把握しておくことは
大事だと感じました。
こうした認証された製品を購入することで、
たとえ少しでもその森林管理の役に立ち、
環境保全への協力ができると思います。
また次回更新時にお読みいただくことを
心よりお待ちしております。