「サステナブログVOL.15 ~原始生物が地球を救う!?~ 編」
いつも、ダイサンニュースをご覧いただき、
心より感謝を申し上げます。
本日も、人材サービス部の川東が担当させて頂きます。
こちらの“サステナブログ”では、持続可能な社会を
目指していく為に一つのテーマについて綴らせていただき
皆さんと共有させていただきたいと思っております。
今回は、「サステナブログVOL.15 ~原始生物が地球を救う!?~ 編」
と題してお送りさせていただきます。
近年、世界の新興国を中心にCO2排出量が増加しており、
世界でも様々な協議が行われ取組がおこなわれています。
現在のエネルギーのメインである石炭や石油といった化石燃料は、
使い続ければいずれ枯渇してしまい、CO2が排出され続け、
地球温暖化がどんどん進んでしまいます。
中でも交通手段の中で、自動車は最も環境負荷が高いと言えます。
各国でもCO2排出ゼロを実現するために、ガソリン車廃止から
電気自動車や水素自動車へ移行を発表しています。
そして、もう一つ注目されているのが、バイオ燃料です。
バイオ燃料とは生物由来の燃料のことでバイオマス燃料とも言われ、
バイオエタノールやバイオガスなどに分けられています。
バイオ燃料は、人の手で生産することができ、CO2の発生を抑えることができて、
再生可能な資源からエネルギーとして循環することが出来ます。
今回、注目したいのはミドリムシ(微細藻類ユーグレナ)を使った
株式会社ユーグレナ社さんのバイオ燃料です。
「ユーグレナ = 健康」というイメージがありますが、
ミドリムシが燃料に使用されるなんて思ってもみませんでした。
家庭から出た使用済みの食用油(廃食油)と
ミドリムシ(微細藻類ユーグレナ)から抽出された
ユーグレナ油脂を原料に実証プラントも建設されています。
株式会社ユーグレナ社さんの事業のひとつでもあるバイオ燃料は、
既にジェット機や船、バスやトラックなどのディーゼル車に活用されています。
ユーグレナ、バイオジェット燃料を使用した日本初フライトを実施
「ミドリムシで走る」西武バス ユーグレナのバイオ燃料
電気自動車や水素自動車のように車両自体の内燃機関を変更することなく
現在の車両に使用することができるため、メリットが大きいですね。
今後は、量産され未来の日本の脱炭素社会への成果が期待されます。
現在イギリスで開催されているCOP26では、
アジアを代表して日本の言動が注目されそうですが、
日本がリーダー的存在になれることを期待しています。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
原始の時代から存在する生物が地球を救う可能性があるなんて、
なんとも素敵なドラマを感じました。
また次回更新時にお読みいただくことを
心よりお待ちしております。