【健康経営実践VOL.64 子宮頸がん・乳がん健診の実施スタート!】
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社内でも平均年齢の高齢化に伴って、より従業員の方に長く健康で働いていただくため、健康診断はもちろん、再検査、再受診の重要性を強く感じ、付加健診や人間ドッグも検討しながら産業保健師の先生と相談し疾患予防を強化しているところです。
また、今年から女性特有の疾患を防ぐため、協会けんぽ様のリストアップのもと、子宮頸がん・乳がん健診を健康診断時に受診できるよう予約をしていっております。
子宮頸がんが最も多い年代は30~40代で、20代後半から罹患率が増加し始め、50代以降も一定数発生するため、幅広い年代で注意が必要です。
子宮は、妊娠したときに胎児を育てる場所になる子宮体部と、出産のときに産道の一部になる子宮頸部に分けられます。
このうち子宮頸部に発生するがんが、子宮頸がんです。
子宮頸がんは、早期に発見すれば比較的治りやすいがんですが、初期には自覚症状がほとんどないため、定期的な検診が重要です。
乳がんは40代後半から50代の女性に最も多く見られますが、30代から増加し始め、40代で急増するのが特徴です。
日本人女性がかかるがんの中で最も多いがんであり、40歳を過ぎたら定期的な検診を受けることが推奨されています。
【がん国立研究センター統計より】
30代~50代の人は、働きざかりで忙しいこともありますが、会社で定期的な検診機会をつくることにより罹患をしても早期発見することで完治の可能性も高くなります。
日本人は生涯のうち2人に1人ががんに罹患すると言われており、それを耳にしたことはあっても決して健診へ行こうとはならないのが正直なところです。
安心して皆さんが定年まで働ける健康職場づくりを目指していきたいものですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!