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2016.03.04 スタッフブログ豊里工場守口工場

第5回 ”GEKI’s 風はその背に鬣に” ~ 守口・豊里工場ブログ ~

今回は、志摩 直人さん曰く, 走る哲学者 (タニノチカラ)です。
花の47年組(関西3強)の回に、少し取り上げたと思いますが、私が最も競馬に
傾向していた時の、最強馬の1頭に間違いありません。
たら・ればの話になりますが、2度の骨折がなければ昭和47年度のクラシックを
獲れていたかも知れません。その証拠に、野菊賞で先着した(ランドプリンス)
が三冠初戦の皐月賞を制して、担当厩務員の近藤昭さんは「くやしさで夜も寝れ
なかった」述懐しています。
志摩 直人さんが何故、走る哲学者と称したかと言いますと、首を低く下げた
走行フォームが特徴で、「鼻面が地面に届きそうなほど」、「首がひざにぶつか
りそうな走り」だったからで、まるで哲学者が物思いに耽るように見えたのでしょう。

圧巻なレースは、6歳時(1974年)有馬記念ファン投票4位で、1・2位は、互いのライバル
関係が知られる元祖アイドル馬(ハイセイコー・タケホープ)両馬ともこれが引退レースで
一方の(タニノチカラ)は「120%の出来」両馬を5馬身ぶっちぎり、前年の屈辱を果たした。
7歳時(1975年)2年連続最優秀5歳以上馬に選出され、有馬記念連覇を目標に63キロ斤量を負い
ながら2着(クラウンパレード)に大差(10馬身以上)タイム差1.7秒をつけて圧勝した。
京都記念は、一生忘れる事のできないレースです。当時17歳の私に、驚嘆と、”大器晩成”
おそ咲きの、美学・・・人生あきらめずに頑張れば、結果は後から付いてくる事を、その
低いフォームの走りから、教えてくれた(タニノチカラ)は、私の人生のチカラになりました。
ここで、大好きな”杉本節” 実況で!
「うわぁ~、強い強いタニノチカラ強い、タニノチカラ強い、差は開いた。そして2着
は2着は2着は、クラウンパレード!4番のタニノチカラ、文句なし。相手になりません」
続く、オープンも勝ち、破竹の5連勝で、次走には、前年のクラシック二冠馬(キタノカチドキ)
あの(イットー)、このころ(タニノチカラ)は、骨折した古傷の炎症を起こしていたが
ファンの熱望もあり、これに応え出走するも、(キタノカチドキ)から1馬身4分の1、
(イットー)とはハナ差の3着と敗れた。後年、騎手(田島)は「まともにやったらあの2頭に
負けるはずはないと」豪語している。

種牡馬として、良い産駒は残せませんでしたが、
私の記憶の中からは、決して(タニノチカラ)と言う優駿は,消える事は
ないでしょう。

競馬はロマンです。あなたの夢・私の夢が、走ります。

”弥生から、皐月へ、初っ端は仁川の、桜冠へ!”うら若き乙女達の1マイル”
蕾から満開へ!桜の女王へ!・・”百花繚乱” ”春の音ずれ”!を
楽しみましょう。

それでは、今回はこの辺で! GEKIでした。

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