改正労働契約法 ~営業マンブログ~
こんにちは、営業のタケモトです。早いもので11月も今日で終わり、
明日からは11月になります。「秋は何処へ・・・?」と思うくらい朝晩の
冷え込みが激しいと思うのは私だけでしょうか?寝る時はすでに冬の
格好で寝ていますが、この週明けから風邪気味で体調不良になりました。
体調管理は自己責任だと思いますので、栄養摂取を心得て体調回復させ
たいと思います。季節の変わり目ですので皆様も気をつけてください。
さて、前回に引き続き「改正労働契約法」についてですが、今回も引き続き
勉強していきたいと思います。簡単に復習してみましょう。
①無期限労働契約への転換
②「雇止め法理」の法定化
③有期労働者と無期労働者との間で、期間の定めがあることによる不合理な
労働条件の相違を設けることを禁止するルール。
(②に関しては平成24年8月10日①③に関して平成25年4月1日より施工されています)
前回、この法律により、企業側が有期契約年数を減らしたり雇用止めを行う
対策をして、かえって失業者が増えるおそれがあるお話をしました。
また、先日有期労働契約から無期労働契約にする期間の上限を「5年の期間を
10年にする」と言ったことで話題になっています。
そんな中、日本労働組合連合会は有期契約労働者に関する調査を実施して、
10/24にその結果を発表しました。
調査機関は9/14~9/23で週20時間以上労働する民間企業の有期契約労働者
(嘱託・臨時社員・パート・アルバイト)1000名からの有効回答とのこと。
正社員との比較について業務内容は正社員と同じは48%、異なるは41.3%となり、
半数近くは業務内容は同じと回答。また、責任については正社員より軽いは54.4%、
残業時間については正社員より少ないが59.5%と半数以上とのこと。
また、正社員に対するイメージに対しては「雇用が安定している」が63.8%ともっとも多く、
その反面、仕事上の責任が重い・業務範囲が広い・転勤があり大変そうなどの意見もあります。
そんな中、有期契約で働くことになった状況を聞いたところ、「自ら進んで」が51.0%と
半数以上も及ぶのは、パートとして時間・日数を自分に合ったライフワークで働く主婦層が
多いと思いますが、「正社員になれなくて」有期契約で働いている回答は35.1と3人に1人と
なり、嘱託社員や契約社員に多いと思います。
私が思うに、すべての労働者が考えていることは同じでなく、正社員になりたい人、
パートアルバイトのままがいい人それぞれですので、すべてを対象に法律を定めるには
なかなか難しいと思います。
短期で働きたい人もいれば、長期で働きたい人もいるように、企業も短期で雇いたい・
長期で雇いたい場合があります。そこをひとつに定めることに無理があると思います。
今後どのように変わるのか?変わらないのか?分かりませんが、すべては「景気が
良くならないといけない」ことが最条件と思いますが、皆さんは如何お考えでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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注:資料は厚生労働省・総務省ホームページを参考にさせていただきました。