2013.01.18
スタッフブログ
【柏原工場元気ブログ】
お元気様です♪中島です。
今日は何の日シリーズです!
<振袖火事の日>
1657(明暦3)年のこの日、江戸城天守閣と市街のほとんどを焼失して、
死者が10万人にもおよんだ明暦の大火が起きました。
この大火は「振袖火事」とも呼ばれております。
上野の神商大増屋十右衛門の娘おきくは、
花見の時に美しい寺小姓を見初め、
小姓が着ていた着物の色模様に似せた振袖をこしらえてもらい、
毎日寺小姓を想い続けた。そして、恋の病に臥せったまま明暦元年1月16日、
16歳で亡くなってしまった。
寺では法事が済むと、しきたり通り振袖を古着屋へ売り払いました。
その振袖は本郷元町の麹屋吉兵衛の娘お花の手に渡ったのですが、
それ以来お花は病気になり、明暦2年の同じ日に死亡しました。
振袖は再び古着屋の手を経て、麻布の質屋伊勢屋五兵衛の娘おたつのもとに渡ったのですが、
おたつも同じように、明暦3年の1月16日に亡くなった。
おたつの葬儀に、十右衛門夫婦と吉兵衛夫婦もたまたま来ており、
三家は相談して、因縁の振り袖を本妙寺で供養してもらうことにした。
しかし、和尚が読経しながら振袖を火の中に投げ込んだ瞬間、
突如吹いたつむじ風によって振袖が舞い上がって本堂に飛び込み、
それが燃え広がって江戸中が大火となった。
けっこう怖いお話なんですが、空気が乾燥するこの季節、
本当に火の用心ですよね。
今は暖房も炎が見えなかったりするので、
いつの間にか発火してってこともありますので、
火の元や、暖房のつけっぱなしなど、十分注意して下さいね!!!