第13回 GEKIの WHO’s WHO
今回は、(パテック・フィリップ)のご紹介です。
ロレックス、オメガ、今は、パネライ、などが有名ですがはっきり言って
前者など子ども扱いされるかもしれません。私の偏見かもしれませんが、
ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲと並ぶ世界三大高級時計メーカーです。
私は、その中でも頭一つ抜け出したメーカーだと思います。要するに私はパテック・
フィリップの時計が、大好きでいつか所有したいと熱望しているのです。
世界一高価な腕時計を販売するマニュファクチュール ムーブメント(時計の機械)から
自社で一貫製造するメーカーです。
では、何故パテック・フィリップの時計が素晴しいのか、その礎からひも解きましょう。
(アントワーヌ・ノルべール・ド・パテック)1812~1877は、時計と美術に深く関心を
持ち高級懐中時計の製作に携わり、何より製品の品質を重視したので、多くの顧客を
獲得する事となります。
かたや、時計発明の天才 ジャン-アドリアン・フィリップは弱冠27歳の時、懐中時計の
竜頭による巻上げ・時刻あわせの機講を発明し、1844年パリの博覧会で、二人は、
運命的な出逢いをきっかけに《世界最高の時計をつくる》と言う会社方針の下、
1851年パテック・フィリップとなります。その精度と信頼性は他の追随を許さず、
優越した伝統的時計製作技術と最先端技術が融合を実現し、そのムーブメントは、
スイス公式クロノメーター試験(COSC)の認定基準を凌駕する精度を誇ります。
すべての製造工程段階において実施される品質検査の規準の厳格さが比類ない物で
ある事から、最高の品質と信頼性が保証されています。
精度と外観を絶対的な優先事項とし、自社生産される7,000種類に及ぶ部品の
プレス成型から仕上げに至る各工程での完璧な仕上がりが、パテック・フィリップの
ムーブメントの驚くべき寿命を保証しています。
物づくりに、ここまでこだわる精神が、著名なユーザー
(ヴィクトリア女王、チャイコフスキー、ウォルト・ディズニー、クラーク・ゲーブル、昭和天皇、)
達に、愛されてやまないのでしょう。
2010年 クリスティーズが、ジュネーヴで開いた腕時計のオークションで、1943年製のカレンダー・
クロノグラフリファレンス1518が、競売に出され史上最高値(約5億2200万円)で落札されるなど、
パテック・フィリップのアンティークは、値崩れを起こさずプレミアが、付く状態です。
私は、カラトラバ5127G・J・Rなどが一押しですね!定価¥2330000です。いつか、持ちたい一生物?
もしくは息子への形見でしょうか?・・・・
さあ~あなたは、この230万を高いと見るか・・・安いと見るか・・・
機会があれば、是非パテック・フィリップの時計を見てください。
シンプル イズ ビューティフル と言う言葉の意味を解からせてくれる時計です。
では、今回はこの辺で・・・ GEKIでした。