GEKIの WHO’S WHO
みなさん、お久しぶりです。 GEKIです。
2011年4月より、又ブログUPさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。
今回も、 GEKIの WHO’S WHOで行きたい思います。
何回目やったけ~・・・・ まぁ~いっかー
今回の WHO’S WHO(紳士録)は、その名前から現イタリアを代表する
紳士服のファブリックメーカーミルを超越した
SPA(ラニフィーチョ・インジェニェーレ・ロロ・ピアーナ・エ・コンパーニ)をご紹介しましょう。
1936年にイタリア・ピエモンテ州ベルチェッリ県クアローナで創業したファブリックメーカーのブランド。
現在はトータルファッションブランドとして展開しています。
(CCMI)に加盟し、最高の製品のみを保証する事をポリシーとしており、毎年行なわれるウール原毛の
オークションで1980年以降スーパー190’S以上のトップラインと称される最良ロットのメリノウールを
競り落とし続ける事で、ファブリックメーカー業界に於いては、特権的な地位を確立している。
スーパー100’sの(18μm)以下のウール原毛をスーパー100’s、と呼びます。
糸が細くなればなるほど110’s~230’s(11.8μm)と数字が上がって行きます。
(ロロ・ピアーナ)や(ゼニア)など、イタリアファブリックの特徴として、独特の着た時のヌメリ感、
生地が光を浴びた時の光沢感それと、身に纏った時の何ともいえないドレープ感にあります。
しかしデメリットもあります。
しわになりやすく、イギリスファブリックメーカーより耐久性が悪いと、一時は言われていましたが、
近年(ゼニア)のトラベラーや(ロロ・ピアーナ)のギャバドリームのように、デメリットを解消する
ファブリックブランドが登場しました。
スーパー100’sのメリノウールに関しては年間生産量の30~40%と膨大な量を確保している。17μmの
オーストラリアメリノウールを非常に細かく紡績した糸で紡織したファブリックのタスマニアンを
商標登録しており、それ以降タスマニアンという単語は高級ファブリックの代名詞となっている。
世界の高級カシミヤファブリックの3割を生産していると言われている。繊維の生産から衣料品の生産までの
工程を自社で一貫生産し小売業も自社で行なうSPAの業態をとっており、一般なファッションブランドの
SPAとは異なるハイクオリティな商品を展開する希有なSPAとして操業している。
ただ、値段の方も、オーダーメイドで¥200000・・・ 既成品でも¥120000するのでなかなか手が出ないのが
現実ですが、ロロ・ピアーナのライセンスブランド(ラニフィーチョ・ディ・トッレーニョ)なら2万~3万で
購入できますので、お勧めです。
他にも(ゼニア)の低価格ファブリックの生産委託を受けている
(ビターレ・バルベーリス・カノーニコ)など3万台で手に入れる事が出来ますので
よろしければ・・・・どうぞ
いくら良い値段の張るスーツ着ても、着こなさなければ意味がありません。・・・・・
みなさんお互いにセンスを磨き、イタリアンクラシコを完全に着こなそうではありませんか?
では、今回はこの辺で・・・GEKIでした。