「SDGsマスターへの道 VOL.14 ~ゴール13気候変動に具体的な対策を 編~」
いつも、ダイサンニュースをご覧いただき、
心より感謝を申し上げます。
本日も、人材サービス部の川東が担当させていただきます。
こちらの「SDGsマスターへの道」は、
SDGs(持続的な開発目標)を社内に広めるべく、
まずは自分自身が第一人者を目指していく企画です!
SDGsでは、17の目標を掲げていますが、
今回はSDGsのゴール13、「気候変動に具体的な対策を」について、
皆さんと情報共有できればと思っております。
地球温暖化は、人間の経済活動の中でだす二酸化炭素などの
温室効果ガスが地球の上空をおおい、地球を温めてしまい、
気温が上がることで、さまざまな自然災害や
生態系への影響が起きています。
1880年~2012年において、世界平均地上気温は0.85℃上昇。
2081年~2100年には、最大4.8℃の上昇予測です。
過去30年間の日本の熱帯夜の平均日数は、
1910年からの30年間の平均の約2.6倍だそうです。
2015年のパリ協定「COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)」では
地球温暖化を防ぐために、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出について、
2020年以降の各国の取り組みを決めた国際的なルールが策定されました。
具体的な目標は、「世界的な平均気温上昇を産業革命前(1880年)に
比べて2℃以下に抑えることを目標とし、
1.5℃以下に抑制することを努力目標とする」とされています。
では、このデッドラインと呼ばれる平均気温上昇2℃を超えると
私たちの生活にどのようなことが起こるのでしょうか?
大型台風やハリケーンの頻発・海面水位の上昇による沿岸部高潮発生・
海洋生態系損失・小さな島国の消失・豪雨や洪水による都市部のインフラ機能停止・
熱中症や健康被害・干ばつなどによる飲料水の不足・森林火災・
食糧不足による飢餓・陸上生態系損失・伝染病などの蔓延などなど・・
全ての国で災害が起きたときに、できるだけ被害を少なくしたり、
少しでも早く立ち直って、日常生活を取りもどせるように、
技術の改革と防災の備えをしておくことが、さらに重要になってきます。
気象庁が警戒の呼びかけをしているフレーズも
昔とはずいぶん変化してきているように感じますし、
今までの常識ではない災害レベルになってきているという風に感じ取れます。
「50年に一度の記録的豪雨が・・」、「命を守る最大限の努力を・・」、
「今までに経験のしたことのない・・」、などの昔は聞くことのなかった
フレーズをよく耳にしませんか?
では、地球温暖化を防ぐために、
わたしたちにできることはなんでしょうか!?
まずは、今の暮らしの中で、
できるだけ二酸化炭素を出さないように工夫すること。
・エアコンの温度調整は、夏は28℃、冬は20℃に。
・未使用時の電化製品は、コンセントからプラグを抜いておく。
・誰もいない部屋の電気は消しましょう。
・テレビのつけっぱなしはやめましょう。
・近場に買い物に出かけるときは、車ではなく、自転車を使う
大量消費をやめて「3R」を心がけることも、そのひとつです。
「3R」とは ☜ 環境省より
2019年のCOP25に続き、2021年のCOP26でも
温暖化など地球環境対策に後ろ向きと認められた国が選ばれる不名誉な賞、
「化石賞」を連続受賞した日本。 (-_-;)(-_-;)
少子高齢化となってしまっている日本ですが、
逆転現象になれば、もっと大人が地球と子供の未来について考えるはず・・と
いつも思ってしまいます。
もはや国に頼るのではなく、1人ひとりが心掛け、
実践していくことが必要ですね。
以上、こちらのブログを最後まで
お読みいただきありがとうございました。