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2019.01.15 スタッフブログ柏原工場

「自然界の法則で考える対人関係」~柏原工場ブログ~

2:6:2の法則ってご存知でしょうか。

パレートの法則(8:2)を更に細分化したような法則です。

有名なのが、働きアリの法則。

働きアリと言えば、「一致団結してバリバリ働く」イメージですが実際は違うと言います。

本当にせっせと働いている真の働きアリは全体の2割。この2割のアリさんが全体の80%

の食料を集めてくるといいます。ここまでがパレートの法則(8:2)です。

それでは、残り8割のアリさんは何をしているのか?

6割は普通に働き、2割は何もしていないといいます。つまり最終的には「2割が真の働

きアリ:6割が普通に働くアリ:2割が怠けアリ」となり<2:6:2の法則>になります。

しかもそれは1つの巣だけでなく、どのアリの巣でも同じような割合になるそうです。

そこで、優秀な2割の働きアリだけを集めたエリートアリ集団の巣を作ったらどうなるか

?「きっとみんなが働きアリになる素晴らしい巣が出来るはず。」

エリートアリだけを引き抜き、実験をしたそうです。ところがいつの間にか働くアリと働

かないアリのグループに分かれて、その割合は「2:6:2」に落ち着くという実験結果が

出たのです。

逆に、働かないアリだけを集めたダメ集団の巣を作ったとしても、同じ結果になるそうです。

この法則は、自然現象や社会現象・経済の世界の様々な事例にも当てはめる事ができるそ

うですが、今回は「人間関係」に置き換えて考えてみましょう。

例えば学校のクラス、勉強ができる子が2割いれば、普通の子が6割、苦手な子が2割い

るという法則です。子供の性格でいえば、明るい子が2割いれば、普通の子が6割、他2

割は引っ込み事案など、どの環境でも2:6:2の法則の現象が起きてしまうそうです。

さらに対人関係に置き換えれば、自分の事を好きと思っている人が2割いれば、何とも思

っていない人が6割、そしてその他2割が自分の事を嫌っているという事なのです。

このように逆らえない自然の法則があり、必ず自分とは合わない人が存在します。

例え嫌いな人が現れたとしても、無理に好きになる必要はありませんし、毛嫌いする必要

もありません。

むしろ自然の法則に従い、そのような人を気にしないようにするほうが、人間関係がうま

くいくかもしれませんね。

とにかく、自分の事を嫌いと思う人が存在するからこそ、自分の事を好きと思ってくれる

人が存在してくれる訳なのです。同じように自分が嫌いと思う相手にも、その人を好きと

思っている人が存在します。これが自然の法則です。

私の工場でも些細な人間関係での悩みを抱えている人がいます。

大人になり社会にでると、どうしても対人関係の悩みは尽きません…。こんな時はこの

2:6:2の法則を思い出してみてください。ちょっとは楽になるかも!

まぁ、悩みを抱えている本人がこのブログを見てるかは、知らないけど。

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