2017.05.26
スタッフブログ豊里工場守口工場
『越冬する匂い』 ~ 守口・豊里工場ブログ ~
なんで?なんで、お前らがいるんだよ…」
僕は、絶句した。
今年のゴールデンウィークに田舎へ帰省した僕らを待っていてくれたのは、
年老いた両親と大量のはっとうじ達であった。
はっとうじ???
なじみのある言い方だと、カメムシか。
あの臭い蟲のことだ。
通常、カメムシは秋に発生するが、寒い冬は越えられず春にはいなくなる。
だが、奴らは当たり前のようにそこにいた。
しかも、大量に。
帰省中の三日間で、20匹以上のカメムシを捕獲し駆除した。(僕の母が)
ちなみに、カメムシの正しい駆除の仕方は…
①粘着力のつおいガムテープを10㎝くらいにカット。
②カメムシの背後にそっと近づいて、ガムテープにくっつける。
③カメムシのくっついたガムテープを二つに折って密封。
④そのままゴミ箱に、ポイッだ!
しかしまあ、なんで奴らはあんなにも臭いんだろう。
しかも、けっこう簡単に匂いを発するし、もうちょっと我慢を覚えろよ。
匂いはするが、姿が見えないのが一番困る。(探す手が震える)
緑色ならまだいい、見た目きれいだし。
でもここにいる奴らは、みんな黒っぽい焦げ茶みたいな色をしている。
なんだ、そのちょっとグロいお腹は。
なんで、ちょっと赤みがかってるんだ。
こいつらが、まさか冬を越してしまうとは、
これが地球温暖化の影響なのか。
暑い真夏はどうだろう?
もし、真夏も生き延びたとしたら…
僕たちは、死ぬまでカメムシの影に怯えながら暮らさなければならなくなる。
まったく、ろくなもんじゃねえな…地球温暖化。
僕は、地球の胸ぐらを掴んでこう云った。
「氷河期は、まだか!!」