【健康経営実践VOL.59 腸を元気にして、免疫力アップ!】
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突然ですが、冬に風邪やインフルエンザが流行する理由は何だと思いますか?
その理由は、寒さとともに湿度も低下。
乾燥した冬では、風邪に関連したウイルスが空気中で長く生き残り、鼻や喉から入り込んで感染するからなのです。
また、暖房のために窓やドアを締め切った部屋に人が集まることで、さらに流行するでしょう。
ウイルスはまず人の鼻や喉の粘膜に付着し、付着部分から体内に侵入して増殖しますが、体内に入っても免疫によって排除されて発症に至らないこともあります。
風邪にかからないためには、マスクをしたり、手洗いやうがいをして、ウィルスが鼻や喉に入るのを防ぐことも大切ですが、100%防ぐことは困難ですね。
そこで、体内に入り込んだウィルスを退治するために、免疫力を上げることがとても大切なんです。
免疫力アップに大切なことは、
・適度な運動
・十分な睡眠
・からだを温めること
・ストレスを減らすこと(笑うこと)
・腸内環境を整えること
などが挙げられますが、今回は「腸内環境を整えること」に注目したいと思います。
腸内環境を整える とは
腸は全身の免疫細胞の約7割が集まっています。
まさに、免疫システムの鍵と言えるでしょう。
そのため腸内の環境が良い状態に保たれていないと、免疫機能が低下し感染症にかかりやすくなる他、アトピーやアレルギー性疾患などの自己免疫疾患を引き起こしてしまうこともあります。
そこでオススメしたいのが、「腸活」です。
腸内環境を整えるための日々の食事で心がけたいことはなんでしょうか!
・食物繊維を摂る
腸内細菌のバランスを整える、便を軟らかくするなどの効果があります。
・発酵食品を摂る
発酵食品の多くに含まれる乳酸菌やビフィズス菌には腸内細菌の活性化や、整腸効果が期待できます。
・バランスよく食べる
高脂肪、高タンパクに偏った食事は、腸内細菌のバランスを崩したり、腸粘膜のバリア機能を低下させたりします。
肉を食べたら必ず野菜を取るなど、栄養バランスの良い食生活を。
・規則的に食べる
規則的に食べることで胃腸の消化・吸収がよくなり、腸内環境も整います。
1日の食事の始まりである朝食は、胃腸の働きを促すために必須です。
・よくかんで食べる
かむことで唾液による消化が進み、胃腸への負担が抑えられます。
・空腹の時間をつくる
腸には「お掃除時間」も必要です。
頻繁な間食をさけ、食事と食事の間を最低4時間以上空けるようにしましょう。
私ごとですが、先日、お腹の調子が悪く夜眠れないほどだったため、病院にいったところ、「腸閉塞」と診断されました。。
どうやら腸が動いていなかったようで、治療するためには、「2日間の断食」が必要と言われました。
2日間、何も食べないのはつらかったですが、腸を休めることで、回復しました!
カラダの元気はまず腸から!身体だけでなく「脳腸相関」といって腸の状態は心にも深く関係しているため、「腸活」はメンタルにも好影響をもたらします。
「腸活」を福利厚生に取り入れることで、メンタル改善をはかる企業もあるとか。
「腸活」で、心身ともに整え、元気いっぱいで春を迎えましょう!
以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました!